卵焼きも好きだ。
ゆで卵も好きだし、炒り卵も嫌いじゃない。
卵料理は基本的には何でも好きなのだが、一品だけ自分の手に負えない料理がある。
それは、オムレツだ。
私はオムライスは大好物だが、オムレツはどうも苦手なのだ。
オムライスとオムレツは、似ているようで全然違う。
そもそもオムレツというのは、バリバリの西洋人から伝わったレシピなので、あまり日本人向きではない。
オムレツ単品で食べる分にはおいしいのだが、シンプルすぎてごはんのおかずには不向きだ。
バターと塩コショウを軽く振っただけのふわふわな卵を、どのようにしてごはんのお供に出来ようか。
それなら卵かけごはんの方が米が進む。
オムレツにだしの素を入れたらごはんに合うと思うが、それは最早オムレツ
ではない。
ならば、オムライスというのは日本人の好みに一生懸命アレンジした、オムレツの食べ方なのだろうか。
主食が米である日本人ならではの食べ方なのだ。
大和魂を持つ私は、やはり断然オムライス派だ。